こんにちは!ざおうかっちゃんです!
(。・ω・)ノ゙
今回は社会保険の労働保険について解説の
part2です!
世間では新型コロナウイルスにより失業者が増え続けています
2020年6月時点での
完全失業者数は
198万人
にも上るそうです
そんな社会情勢の中皆さんは
社会保障 労働保険内制度 失業保険(失業手当)についてどのぐらい知っていますか??
そんな失業保険に関する 「労働保険制度 雇用保険」について分かり易く解説していきましょう!
この記事では基本的に専門用語を使わず解説をすることを目標にしています
「誰が見ても理解できるように」を信条にしてます
part1を見てない人がいればこちらを見てください!
それでは行きましょう!
労働者保険制度 雇用保険とは??
前回紹介したのは「社会保障の 労働保険制度内の労災保険でした」
社会保障をざっくり言うと
「国民が病気・失業・仕事による怪我などで生活できなくなるのを防ぐために国がやってる強制加入の保険制度」
今回は「社会保障の労働保険制度内の雇用保険」について解説して行こうと思う!
図にするとここの部分
雇用保険の加入条件
雇用保険の加入条件は全部で4つあります
・雇用保険の※適用事業所に雇用されている
・一週間の所定労働時間が20時間以上
・一ヶ月以上の雇用見込みがあること
・学生でないこと
※適用事業所とは 一般の事業所(一般企業の事)を指し
適用外事業所は小規模の農林水産業の限られた例外のみです
ですのでほとんどの企業は適用事業所です
つまりこの加入条件をクリアしている人は雇用保険に加入しています
稀に
俺アルバイトだから雇用保険なんて関係ない!
と言われる方がいますが
この4つの条件を満たしていれば必ず雇用保険に加入しています
企業側は従業員を一人でも雇用したら必ず雇用保険に加入します
では次に雇用保険の内容について解説して行きましょう!
ざおうかっちゃんのひとりごと
加入手続き自体は事業主(会社側)が行うため
私たちが加入手続きを行うことはありません
雇用保険の内容・給付内容
雇用保険は
・失業した労働者への金銭的給付
・一定の教育訓練を受けた際の給付
が主な内容になります
では詳しく解説していきます!
失業した労働者への金銭的給付(失業保険)
これは俗に言う
「失業手当(失業保険)」です
失業保険には主に
・失業期間中の生活の不安を軽減する
・再就職のサポートをする
などの目的で作られています
失業保険の受給条件 社内外問わずニートはダメ??
失業保険の受給条件は
- ハローワーク(公共職業安定所)に出頭し、所定の書類を提出して求職の申込を行い、就職しようとする積極的な意思があり、いつでも就職できる能力があるにも関わらず、本人やハローワークの努力によっても職業に就くことができない「失業の状態」にあるという失業の認定を受けなければいけません。
- 離職の日以前の2年間に賃金支払いの基礎となった日数が11日以上ある月が通算して1年以上(特定受給資格者または特定理由離職者の場合は離職の日以前の1年間の被保険者期間が通算して6カ月以上)あることが必要となります。
(わかりすくFP解説から引用)
ざっくり言うと
・ハローワークに行って就業する意思を伝えて
それでも就業できていない「失業の状態」であると認めれること
・会社を辞める前に2年間に通算で給料を12ヶ月間貰った事がある人
※会社都合の場合は一年間で6ヶ月間
つまり
「入社してほどんど会社に行かず、給料を貰わずに退社しその後、ハローワークにも行かずに就職する気がまったくない ク○ゴミ○ートはダメです!!」
受給資格はありません!
失業保険が支給される期間は一年間?二年間?
失業保険は次の勤務先が見つかるまでの間支給されます
しかし永遠に出続けるわけではなく
いずれかの条件で給付が終了します
・会社を辞めた日から計算して90~240日間
・失業保険所定給付日数を越えた場合
・再就職先が見つかった場合
ただし、病気や出産などで30日以上働けない場合はその日数分は受給期間が延長されます
ほどんどの人は90日になります!
会社都合など特別な事情がある場合は120日・240日と増えて行きます!
失業保険の支給金額は50~80%
失業保険の支給額は
会社を辞める前の6ヶ月間の日給を
50%~80%分を貰うことが出来ます
計算式はこれです
過去6ヶ月間平均賃金日額(日給)×50%~80%
※賞与などは含まれません
※また年齢区分事に上限金額があります
50~80%の係数は
日給が低ければ高くなり
日給が高ければ低くなります
日給が低ければ低いほど最大80%
日給が高ければ高いほど最大50%
になります
では次に教育訓練給付金に付いて解説していこう!
一定の教育訓練を受けた際の給付
雇用保険に加入して3年以上の人が
厚生労働大臣の指定する教育訓練を修了した場合
最大で20%上限10万円まで
お金を支給される制度があります
もちろん在職中でも使うことが出来る講座も多数あります
意外と知られていない事も多く
教育訓練の数も幅が広くこれだけ多くの資格・専門的スキルを安く受けることが出来る
このコロナの時代にスキルを磨き、会社にとって価値の高い人財になるためにオトクな制度を活用していきましょう!!
教育訓練で受けれらる資格・スキルの一例です
ただしハローワークによって受講できない講座があるため
気になる方は「ハローワークに問い合わせる」ことをオススメします!
ぜひ皆さんも日本の社会保障制度を覚えて
コロナ失業への不安を少しでも軽減していただければ幸いです
このほかにも様々な
「お金に関する情報・制度・税金・投資」
を発信しています
ぜひ他の記事も読んで見てください!
それでは今回はここまでとさせていただきます
次回も見ていただけると嬉しいです!
ありがとうございました!
ばいばい(⌒ー⌒)ノ~~~